ゼルダの伝説の歴史に迫る

考察記事一覧虚ろなオカリナ

時間軸、歴史の謎を追う

主人公はリンク、ヒロインはゼルダと大体の作品はなっていますが各作品に繋がりはあるのか?と。
そんなことについて調べてみようと思います。
各作品の細かい設定は各作品のあらすじを見てください。
最初にポイントをいくつかまとめておくと。
・宮本氏のインタビューから時オカがゼルダの始まり
・風タク冒頭の伝承から時オカ→風タク
・青沼インタビューから黄昏は時オカのパラレル未来
・説明書から初代→リンクの冒険
・説明書から神トラ→夢を見る島

時オカと神トラ
神々のトライフォースによると、遥か昔に魔盗賊ガノンドロフ;通り名をガノン、がトライフォースを手に入れたが7賢者によって封印されたそうです。(封印戦争)
時オカの製作者も封印戦争をイメージして作ったといっていますし、封印戦争が時オカではないかと考えられます。
が、しかし「封印戦争で勇者は現れず、多くの騎士団が犠牲になりながらも賢者の力で封印した」と言う説明と食い違ってしまいます。
また、神々のトライフォースで賢者が全員ハイリア人の姿をしていますが、時のオカリナでは様々な種族で構成されています。

前者は伝説になった昔話だから真実とは限らない、後者はハイリア人の混血とやや強引な説明が出来ますが、別世界と考えた方がすっきりするでしょう。

初代と神トラ
神トラの箱には初代より昔の話というニュアンスの説明書きがあるそうです。
一方、宮本さんはASPECT出版の攻略本「ゼルダの伝説時のオカリナ百科」のインタビューで初代→神トラと答えています。

どちらが正しいのか。ここではトライフォースに注目します。
初代ゼルダの伝説ではトライフォースは王家の秘宝で突如攻めてきたガノンに奪われたとなっています。
一方、神トラでは古から聖地に置かれていたトライフォースをガノンドロフが最初に手に入れたとなっています。
初代の方が古ければ神トラでの最初に手に入れたのは魔盗賊ガノンドロフという部分と矛盾してしまいます。
神トラでガノンからトライフォースを取り、秘宝として王家が保管したと考えた方が自然な流れになるでしょう。

時オカとトワイライトプリンセス
時オカの後の物語と言うインタビューがあったり、インパの名を貰ったインパルや釣堀で伝説になったオッチャンなど、時のオカリナの続編である事をにおわす物が黄昏の随所にありますが実際のところどうでしょう?

時オカにおいてのトライフォースは神々が聖地に残し、それに触れたものの願いをかなえるものです。
一方、黄昏では神々に選ばれし人間が手にする力であり証です。
ガノンドロフ自身、黄昏ではトライフォースには何の執着も見せていませんし、時オカと同一人物と見るのは無理がありそうです。
トライフォースも完全に定義が違ってしまっています。

他にも時オカでは7賢者と勇者に封印されたガノンドロフだが黄昏では6賢者によって陰りの鏡に封印されている等の結構な相違点がいくつかあります。

よって、別世界と考えるのが一番しっくりします。
また神トラ、時オカと似た点が多いことから、ハイラルと言う世界が複数あってそれらは互いに影響しあっていると考えられ、これはパラレルワールドの説明とも合致しています。

ゼルダの伝説の始まり
どの作品がゼルダの伝説のはじまりなのか。
これも、ASPECT出版の攻略本「ゼルダの伝説時のオカリナ百科」での宮本さんのインタビューで言及があり、時オカだと答えています。

しかし今まで流れから、ゼルダシリーズは全ての作品が1つの線の上にあるのではない、とした方がずっとすっきり収まります。
よって、この「時オカが全ての始まり」と言うのは、時代的に時オカがもっとも古い物語だということだと思います。
神トラの世界で封印戦争の頃に起きた出来事で、黄昏でもガノンドロフが封印された時代と考えるのが妥当なので時代的に最も古いのはほぼ確実でしょう。

ゼルダの歴史まとめ
これまでから、ゼルダの伝説には3つに分かれた流れが存在する事になります。
上に書いたように2つに繋げる事も出来ますが、3つにわけたほうが自然でしょう。

:遥か昔、神々がハイラルを創りトライフォースを残した。
そしてハイリア民族はトライフォースを守るべく神殿を作りマスターソードを鍛えた。
それから長い月日が経ってガノンドロフが登場、時のオカリナが始まる。
その後、ガノンドロフが再び蘇るが勇者は現れず世界は荒廃し海に沈められる。
風のタクトが始まる。
ガノンドロフとの最終決戦後、ハイラルが沈み消滅する。
新ハイラルを探すたびが始まる。

:1と同様に遥か昔、神々がハイラルを創りトライフォースを残した。
そしてハイリア民族はトライフォースを守るべく神殿を作りマスターソードを鍛えた。
その後、1とは違った流れを歩む。
ガノンドロフの登場。ハイラルを侵攻しトライフォースを手に入れ、その願いで闇世界を作る。
言い伝えでは勇者が現れるはずだったが、現れないので王家の騎士団と7賢者によって封印した。
それから月日は流れ、ガノンの封印が弱まり闇世界を通して光世界を侵攻する。
神々のトライフォースが始まる。
神々のトライフォースのリンクはその後、夢をみる島や不思議の木の実で活躍。
それからまた月日は流れガノンが復活し初代ゼルダの伝説が始まりガノンは倒され灰になる。

:神々がハイラルを創り古代人(天空人)が栄えたがハイラル人の出現で地上を譲り天上に住むようになった。
その後、魔力に長けた者達が現れハイラルを魔力で支配しようとした。
しかし神々は光の精霊を遣わして魔力の源とその一族を影世界に封じた。
影一族はその反省のため、平穏に暮らし始めた。
さらに時は経って、ガノンドロフが登場。
しかし力に酔いしれたガノンドロフの隙を狙い6賢者が捕縛に成功し処刑場に送るが、ガノンドロフの神に与えられし力が目覚め呪縛を解き水の賢者を殺す。
残りの賢者が陰りの鏡を使ってガノンドロフを影世界に封じる。
同時期に時のオカリナを経たリンクがこの世界にやってくるが関わりは不明。ムジュラ世界への道がある可能性も。
それから数十年後、トワイライトプリンセスが始まる。

こんな感じ。


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更新:2007/06/20
公開:2006/06/01